2011年11月26日土曜日

MSレポート「欧州銀行のデレバ - アジアへの影響」



ながしよみ
・欧州銀のアジア諸国向けエクスポージャー(総額6800億ドル)に資産圧縮(デレバレッジ)圧力
・内訳は(貿易金融事業など)短期債権が64%であるため、デレバが進むにつれ各国の市中銀行がロールに対応する必要が出てくるかも
・これはアジアの銀行にとってチャンスであるかもしれないが、移行はスムーズにはいかないだろう
・とはいえ、自己資本比率や流動性に及ぼす影響は懸念するほどではない
・ただし、アジア諸国にはデレバが下振れリスクに悪影響を及ぼす格好には変わりない
・預貸率がすでに高く、インフレ率が高い国の銀行は国際収支チャネルを通じて受けるファンディング・リスクに中銀が対応しづらい面がある。
・特に上記のカタチで影響を受けやすいのは、前述2条件を満たし、経常収支も赤字であるインド
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