2011年12月10日土曜日

2011年金融クラスタ流行語大賞は「鰻は違法」



2011金融クラスタ流行語大賞選考委員会は、オープン投票の結果を含む1ヶ月に及ぶ選考期間を終え、初の金融クラスタ流行語大賞を決定した。

23名による投票から選ばれた栄えある大賞には、@moraimonさんの口ぐせである「鰻は違法」が輝いた。次点は「社畜」だった。

大賞を受賞したmoraimon支店長代理は「俺は流行とかそういうチャラいものとは一線をかくすぜ。」と受賞の喜びを言葉に表した。


2011金融クラスタ流行語大賞・ノミネート一覧



「まさに警察24時」

大賞の「鰻は違法」を選んだ投票者は、「一斉にうなぎを食べて摘発された様子はまさに警察24時(@saboberusさん)」、「人生でただひとつの違法行為(@kzhoriさん)」とコメント。

次点の「社畜」を選んだ@freezedeerさんは「とりあえず社畜名乗っとけば、仲間になれる気がしたから。」とその理由を述べていた。

この他に、2011年という急速に円高が進んだ年を反映してか、その中に日本人がいると噂される@zerohedgeによる「Noda is watching」、また、最終的には「でぃ」にまでフレーズが省略されるというもはや理解不能の単語省略過程を踏んだ「なるほどですね」などが特別賞に選ばれた。


なぜ違法となったのか

とある市場筋によると、moraimon支店長代理がアメリカ暮らしとなる直前に、関係者が「もうしばらく鰻食べられませんね」と話しかけたところ、代理が初めて当該行為の違法性に言及したという。

また、別の関係者によればこの頃からすでに、神楽坂にある料理屋すべてを違法とする考えを示していたようだ。

その後は、鰻を食べようとする者に再三警告を行うのみならず、「摘発」と称して自ら現場に赴くこともあったという。

今回の投票者の中には、アメリカで美味しく鰻を食せる店がないことを本人が嘆く姿をSNS上で度々見かけたことがあるとの証言もある。


鰻界から仕返しを食らう場面も

なお、本人が「違法」と認識している鰻は、専門店のものがほとんどであり、吉野家やすき家(ゼンショー)などが提供する「うな丼」については「合法」としている。

先程の市場筋に聞いたところ、このような差異を設けることについては「(後者については)悔しさが皆無だからだそうだ」と回答があった。

また、今回の大賞受賞に最も大きな影響を与えたとされるのが、2011年5月28日に行われた一斉摘発だ。

この一斉摘発においては、十数名とされる参加者の中で、支店長代理は真ん中に座っておきながらも、肝心の「ブツ」に捜査関係者の中で一番最後に手をつけるハメになった。

この最中、自分より先にブツの味を確かめる周囲に対し、本人はひたすら「けしからん」と連呼していたとされる。

トラブルに見舞われながらも久々の重箱の味を再確認した代理は、摘発終了後にしみじみと「改めて、鰻は違法。」との言葉を残していた。


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